2015年6月18日木曜日

サザンクロスにハーブ畑誕生!


 当ライブラリーの生みの親は亡き北村重憲前オーナー(このHP「インフォメーションから「北村重憲」をクリック)。その重憲さんの3周忌の翌日、広大なサザンクロスリゾートの一角に、小雨のなかで黙々とハーブの苗を植える中高年男女の姿がありました。



 「持続可能なリゾート」を構想していた重憲さんは生前、ライブラリーのつぎにオーガニックファームを手掛けるという計画をもっていました。以前、温室があった場所の周辺に大きなハーブ畑や野菜畑をつくるのが夢のひとつだったのです。
 その実現のために愛知県知多半島の先端にある「ホリスティックファーム」の山本勝茂さんご夫妻に予定地の環境調査をしてもらい、土壌検査などを依頼して、まずは好物のルッコラを数百株植えて様子を見ることにしました。その直後、持病の検査のために東京の病院に入院した重憲さんは、そのまま帰らぬ人となり、実験用のルッコラも枯れたまま放置されることになりました。

 重憲さんの3周忌を境に、止まっていた時計が動き出し、いよいよ彼のファーム構想が動き出しました。ご子息の現社長、北村太一さんが後押しをして下さったのです。山本さんは南知多のファームを成功させた実績をもち、奥様は日本のハーブ研究の草分けのひとりで、各地で講師をされているお方です。自然農法・有機農法の普及活動をしているNPO法人「伊豆の風」メンバーの皆さんの協力を得て、重憲さんの第2の夢がスタートしました。ハーブが収穫できるのは半年、1年先、野菜の収穫はさらにその先ですが、「健康保養都市伊東」のもうひとつのシンボルが遠からずかたちになろうとしています。

 サザンクロスで美味・安全なハーブや野菜を育て、やがては市内をはじめ首都圏に出荷する。その夢に賛同していただける方はどうぞご連絡ください(このHP事務局まで)。いっしょに夢をかたちにしていきましょう。


上野圭一